非日常をたっぷりと満喫する方法は、人それぞれだが、自分は海外旅行だと思っている。日本人が誰もいないところへ行くのが良い。何を話しているか分からないと楽だなと思う。とはいうものの主だった世界遺産には必ず日本人がいる。自分がそこを見たいから行くのだ。サグラダファミリアは、聖書がそのまま建物になっている、神がかった建築デザインに時代は理解を示したが、技術が追いつかなかったということに尽きる。未完成にして人を惹きつけてやまない………毎日コレを見ながら暮らす人たちは毎日聖書を読んでいる事になる。宗教を超えた何かがあるのだと思った。現実社会で暮らす人は何かしら社会的役割を担っている。実際にそれを解き放つ事は出来ないが、束の間、全てを忘れる。忘れる代わりに気づきも得られる。「当たり前」が「当たり前ではない」のだ。コンビニが無い事、冷たく冷えた水が無い事、柔らかいティッシュが無い事……手付かずの自然がメインの場所では当然不便な面があるという事だ。日本という国の細やかな気配りのできる文化を改めて感じるがそれが万国共通では無い。残念ながら日常に埋もれると、それを忘れてしまう。充電という言葉がぴったりだと思う。
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