趣味のこととか
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月日百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむ
かふる物は、日々旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、
漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、
去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、
やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、
そゞろ神の物につきて心をくるはせ、
道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。

・・・・・・・・松尾芭蕉の「奥の細道」ですな。
ある一定の年齢になると・・・流離いたくなるのだ。

帰りの飛行機で
「ああ、もう旅行には、しばらくは行かなくてもいいや」
と、真剣に思っていた。

帰国してみて改めて、日本のよさを再認識する。

水がタダ。
トイレットペーパが白くて柔らかいこと
料理の盛り付け方の美しくて繊細なこと。
サービス業の人の人種差別をしない細やかな配慮
世界に誇れるプロ意識

そして自分の幸福度が高いことを意識できない愚かさも
再認識させられる。

海外旅行に行くだけの費用を捻出できること
暇があれば、趣味に没頭することができる
とても恵まれている生活を送れていることに気付けない愚かな自分
自分は自分で夢をかなえているのだ。
他力本願的思考をもつために、自分がとても恵まれていないと
思い込んでしまうのだ。
とても恥ずかしいことだと思う。
それもこれも自分の生活が当たり前だと思っているから。
この世の中には当たり前なんて無いのだ。
当たり前だと思えば、感謝の気持ちをもつこともない。

・・・のように謙虚さをもつことを再認識するのである。

仕事をすれば当然、多忙となるのは当然である。
しかし、私生活をギリギリまで削って仕事をしていると当然
心が病んでくるのだ。お笑いでごまかしたり酒を飲んだりしても
疲れが取れず。
一人で自分に向き合う時間が欲しくなるのだ。
今回バルセロナに行ってサグラダファミリアを見たとき、

「時間をかけてする仕事に何の価値があるんだろう。削れる
部分は削った方が、ストレスたまらないし」
そう思うけれど、日常的に仕事を適当にやる人間を許さない立場
なので、自分がやってしまうことが多い。
中間管理職なんて望んではいないのに、自分がそこに据えられて
いることがとても嫌なのだ。部下の分も仕事をするのは、自分の課
がしっかり仕事をしていることを上に認めさせたいだけだ。
・・・だけどそれって上司としては失格なのだ。
部下に任せられない。部下を信じていない。

あの未完成の大聖堂は、
自分がしているじっくり型の仕事は間違っていないことと
部下を信じて仕事を任せることを教えてくれた。
設計図を残してガウディ本人が亡くなっても、仕事が続いているのは
複雑なデザインを丁寧に作られた模型で分かりやすく指示しているから。
キッチリ設計の仕事をやってあるから建築作業が滞ることはない。

自分の仕事のやり方は間違ってないけれどスタンスを改める必要が
あるということだ。
とはいえなかなか改まらないだろう。
悪しき習慣を正すのは骨が折れる。
強制的に矯正するなら環境を変えるしかないと考えている。


・・・というお堅い話をしているが、乗り継ぎのミュンヘン空港で
茹でたて熱々のソーセージをパンにはさんだものをビールで
味わえるカフェに並んで待っていた・・・次は自分の番というところで
空港内アナウンス
「搭乗開始です」
が流れた・・・
「何でまだ早いだろー」
と思ったが、乗り遅れたら日本に帰れなくなるので、
握りしめていたユーロを財布にしまい、泣く泣く列を離れた。
ここで食べることができたらきっと満足したと思う。
なので、この続きはまたいつか・・・ということで
買い損ね、食べ損ねたものの味を想像しながら、また頑張って
働く・・・ということで。


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鏡音リンとレンを使って曲を作っています。ピアプロで歌詞募集をさせて頂いたり,ニコニコ動画に動画などを投稿しています。海外旅行に行くのも好きです。

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