詳しいデータがある訳ではない。
しかし,高速曲は年寄りには作れない。
お分かりだろうか,リズムにのってその曲を踊り切るには体力がいる。実際に踊らなくてもリズムにのることが重要なのである。
その証拠に,年寄り御用達の演歌や民謡には,自分が知る限り高速曲は存在していない。
「速さ」というものは,その時代に存在しているものが尺度になる。
自動車が発明される前の時代は,速いのは馬や自転車である。自動車が発明された時代ならば自動車。今は音速ジェット機など珍しくないし,通信は光の速さである。だから今は高速曲ということになるのだろうな。
今は楽譜に1分間あたり何拍うつかを記載している。
古い楽譜は音楽用語で,例えば「アレグロ」「モデラート」「アンダンテ」などで表記されている。
だから時代によって歩く速さの「アンダンテ」以下の速さは問題ないが「アレグロ」よりも速い「ビバーチェ」「プレスト」などは,実際の速さは異なってくる。古典派の「ビバーチェ」と現代の「ビバーチェ」ではイメージが違うのだ。その時代に生きていた作曲家が「速い」と感じたもので表現しなければならない。
現代アレンジが加えられた自分の曲をタイムマシンに乗って作曲家たちに聴かせたらどんな反応をするのだろうか?興味がわきますな。
自分は高速曲は創れない。息切れしてしまいそうですぞ・‥orz
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