2018/11/28
19:56:11
鏡音ととせ!が終わった。


作詞家さんには、好きな時間に来てくれて良い旨を伝えていたけれど、朝イチで来てくださって色々なアイテムを用意して設営を手伝ってくれてとてもありがたかった。
なのに、それにほんの少ししか答えられない自分が嫌だった。初めにちゃんと言うべきだった。
「趣味だし、自己満足だからそんなに売れませんがよろしいですか?」と。
ただ自分のCDをいつも買って下さる方が何人かいたのは嬉しかった。
その方たちに報いることができる内容のCDだったと思う。
アルバム「LEssoN」は、自分のもてる力を充分に出せた作品になったと思う。もとより万人ウケは狙ってはいない。自分の好きな世界である。
かが茶で知り合った楽師さんたちにも再会して色々な話で盛り上がる事ができた。レンくんのパンツがあったり。レコード型のCDだったり。
リナーガさんは純粋にレン君が大好きで活動を楽しんでいる。自分はどうかと考えるとそこまでのめり込んでいる訳ではなく、おそらく意識は低い。レン愛温度が低いと感じた。自分は、音…声としてのレン君が好きというコトになるのだと思う。自分にとってのイケボはレン君なのである。
縁あってクロロンさんの動画のイラストを描いた絵師さんが隣だった。色々な話ができたのが良かったと思う。サラサラと水彩画のリンちゃんを描いていたのが印象的だった。
今回は有料のイラストをオーダーした。その話から、作詞家さんが、歌詞をいくらで書くのかみたいな話になったので、困ってしまった。
ああ、自分は本当にひどい事をしているのだなと思った。無料で歌詞を書かせて、CDのデザインをさせて。イベントに呼びつけて。
色々な考えや尺度がある事を十分踏まえた上で一言…
私の音はおいくらですか?
……答えを聞くまでも無いしため息しか出ない。自分が一番価値が無いのだ。
自分が動画やCDを作るためには、絵師さんが絶対に必要だけど、絵師さんは自分を必要としていない。自分よりも描きたい楽師さんが沢山いるから。
自分が動画やCDを作るためには、作詞家さんが絶対に必要だけれど、必ずしも作詞家さんに自分は必要ではない。たくさん楽師がいるから。
音しか無い自分。誰かに助けてもらってかろうじて存在していられるのだ。絵や歌詞を作る事ができたらどんなに良いかと思ってしまう。
こんな堂々巡りを繰り返している時間すら、年老いた自分とっては、無駄なのである。
脇目も振らず一心不乱に音を追求するだけである。音が全ての始まりだから。
でも終わってみれば、とても楽しい夢の世界だた。
終わった後も楽しかった。
イベント会場を後にして、普茶料理の店に行った。入谷は、三の酉で賑わっていた。

笑う門には福来る。

予約の時間まで時間があったので、神社に参拝したり、熊手の店を見たり、喫茶店でコーヒーを飲んだりして時間をつぶした。
福を掻き込むというご利益があり、大きな飾りのついた熊手が売れるとお店の人がげん担ぎの掛け声をかけていた。とにかく人人人だった。参拝するにも鬼混みでなかなか大変だった。参拝も普通の鈴と鈴なりの鈴があったから、珍しい鈴なりの鈴で拝んでみた。
曲のアイデアが沢山出ます様にとか、自分に関わるみんなに良いことがたくさんあります様にとか願ってみた。
叶うと良い。
イベントはモチベーションを上げるためのカンフル剤…ってコトで。


作詞家さんには、好きな時間に来てくれて良い旨を伝えていたけれど、朝イチで来てくださって色々なアイテムを用意して設営を手伝ってくれてとてもありがたかった。
なのに、それにほんの少ししか答えられない自分が嫌だった。初めにちゃんと言うべきだった。
「趣味だし、自己満足だからそんなに売れませんがよろしいですか?」と。
ただ自分のCDをいつも買って下さる方が何人かいたのは嬉しかった。
その方たちに報いることができる内容のCDだったと思う。
アルバム「LEssoN」は、自分のもてる力を充分に出せた作品になったと思う。もとより万人ウケは狙ってはいない。自分の好きな世界である。
かが茶で知り合った楽師さんたちにも再会して色々な話で盛り上がる事ができた。レンくんのパンツがあったり。レコード型のCDだったり。
リナーガさんは純粋にレン君が大好きで活動を楽しんでいる。自分はどうかと考えるとそこまでのめり込んでいる訳ではなく、おそらく意識は低い。レン愛温度が低いと感じた。自分は、音…声としてのレン君が好きというコトになるのだと思う。自分にとってのイケボはレン君なのである。
縁あってクロロンさんの動画のイラストを描いた絵師さんが隣だった。色々な話ができたのが良かったと思う。サラサラと水彩画のリンちゃんを描いていたのが印象的だった。
今回は有料のイラストをオーダーした。その話から、作詞家さんが、歌詞をいくらで書くのかみたいな話になったので、困ってしまった。
ああ、自分は本当にひどい事をしているのだなと思った。無料で歌詞を書かせて、CDのデザインをさせて。イベントに呼びつけて。
色々な考えや尺度がある事を十分踏まえた上で一言…
私の音はおいくらですか?
……答えを聞くまでも無いしため息しか出ない。自分が一番価値が無いのだ。
自分が動画やCDを作るためには、絵師さんが絶対に必要だけど、絵師さんは自分を必要としていない。自分よりも描きたい楽師さんが沢山いるから。
自分が動画やCDを作るためには、作詞家さんが絶対に必要だけれど、必ずしも作詞家さんに自分は必要ではない。たくさん楽師がいるから。
音しか無い自分。誰かに助けてもらってかろうじて存在していられるのだ。絵や歌詞を作る事ができたらどんなに良いかと思ってしまう。
こんな堂々巡りを繰り返している時間すら、年老いた自分とっては、無駄なのである。
脇目も振らず一心不乱に音を追求するだけである。音が全ての始まりだから。
でも終わってみれば、とても楽しい夢の世界だた。
終わった後も楽しかった。
イベント会場を後にして、普茶料理の店に行った。入谷は、三の酉で賑わっていた。

笑う門には福来る。

予約の時間まで時間があったので、神社に参拝したり、熊手の店を見たり、喫茶店でコーヒーを飲んだりして時間をつぶした。
福を掻き込むというご利益があり、大きな飾りのついた熊手が売れるとお店の人がげん担ぎの掛け声をかけていた。とにかく人人人だった。参拝するにも鬼混みでなかなか大変だった。参拝も普通の鈴と鈴なりの鈴があったから、珍しい鈴なりの鈴で拝んでみた。
曲のアイデアが沢山出ます様にとか、自分に関わるみんなに良いことがたくさんあります様にとか願ってみた。
叶うと良い。
イベントはモチベーションを上げるためのカンフル剤…ってコトで。
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2018/11/24
23:31:30
今回のアルバムは妄想からあれよあれよという間に具現化した。協力してくださっている方に感謝である。
しかし。ギリギリの低空飛行です届いたのが、前日夕方。しかも昼の時間指定がついていたので、下手すれば届くのが今日だった。問い合わせをして夕方以降を指定できたのが良かった。他人を呼びつけておきながらアイテム無いとか、大変な事態にならなくて本当に良かった。
でも、昨日は生きた心地がしなかった。
新しい曲を作るのがとても楽しかった。
今日はとことん楽しむって事で。
2018/11/13
13:24:30
アルバムの中味について、紹介してみようと思う。11曲入っている。
半年で集中して色々な曲を作ることができた。
1世界で一番キミが好き
リンちゃんのピアノとレン君の、ギターセッション的なオケになっている。自分は作ってる時ベースをやりたいなぁと思いながら作っていた。
ラブラブな曲に、なった。
2 般若心経伝慈六九
般若心経の現代語訳を読んだ作詞家さんが、お経を入れた歌詞を作ってくれた。ハモりというのではなくメロディ同士がぶつかる大サビが肝の一曲となっている。
3 恋の名探偵
人様の恋愛成就に力を発揮する恋愛探偵。自分のことは御構いなし。自分が恋愛の当事者になっていた…みたいな。学園もの。キラキラな音色の間奏が、気に入っている。学生の頃取り持ちを趣味としてる子がいた。世話好きだなぁと思った。
4 煩悩108
高野山で煩悩を落としてる時にできた曲。もう少しお経っぽいと思っていたけれど、蓋を開けてみたら。赤塚不二夫ワールドだった。著作権が絡むからできないけど、レンコスの六つ子を出して動画を作りたい曲。梵鐘を聴いて頂きたい。
5 Musica del sol
去年秋にアンデス展を観に行ってインスピレーションを得て作ったネオフォルクローレの2作目。
タムを多用したドラムが、民族調な感じ。サビのラストは聴き手を裏切る言い切りタイプ。歌詞の技術の高さが其処彼処に見られる逸品であると自負している。
6 灰かぶり少年とガラスのギター
大人っぽい曲を男女逆転シンデレラ風なお話に書いて頂きました。一晩だけの切ない想いが伝わってくる作品。動画を作るならレンミクかなぁと思う。
7 銀河鉄道ファンタジー
ラヴェルやカッチーニなどのコードをベースにして作曲している。循環コード曲には出せない奥行きがある。星、天体観測をイメージしていた。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜のその後を描いたストーリーが完成した。
8 それでも地球は回ってる。
有名な天文学者の言葉をタイトルにしたら、色々ストーリーを散りばめた歌詞を書いてもらった。
人はそれぞれ自分自身の生き方そのもので譲れない何かをもっていると思う。趣味嗜好なんて特にそうじゃないかなと思う。誰がなんと言おうが、「それでも地球は回ってる。」
9 Exile 66.6
美麗なイラストだからこそ可能なシングルカット
北欧のオーロラの下で繰り広げられる物語。自分がシンフォニックメタルを作るとこんな感じなのかな…って説明で歌詞募集したらいつもの方が応募して下さって当選。通常メロディーラインはサビに向けて高まるのだけれどコレはサビであえて低めの教会旋法というかアイリッシュ風味のクリームメロディーとなっている。
10 Midnight Butterfly
弦楽器から始まるオケ。チップチューンを使うとどんな効果があるのかを確かめてみた的な曲。ゲームのピコピコ音という認識しか無かったチップチューンは、絶対音感をもつ者にとっては、気持ちの悪い音である。変質とかのイメージを蛹から蝶になるイメージを踏まえた歌詞が付いている。
11 大河
弦楽器やを使ったバラード。夜明けの雰囲気で作った。辛い事や悲しい事を受け入れ、涙を拭いて顔を上げて歩いていくイメージである。自分自身にとっても分岐点的な曲になったと思う。
兎にも角にも、まずは聴いてみてほしい…ってコトで。
半年で集中して色々な曲を作ることができた。
1世界で一番キミが好き
リンちゃんのピアノとレン君の、ギターセッション的なオケになっている。自分は作ってる時ベースをやりたいなぁと思いながら作っていた。
ラブラブな曲に、なった。
2 般若心経伝慈六九
般若心経の現代語訳を読んだ作詞家さんが、お経を入れた歌詞を作ってくれた。ハモりというのではなくメロディ同士がぶつかる大サビが肝の一曲となっている。
3 恋の名探偵
人様の恋愛成就に力を発揮する恋愛探偵。自分のことは御構いなし。自分が恋愛の当事者になっていた…みたいな。学園もの。キラキラな音色の間奏が、気に入っている。学生の頃取り持ちを趣味としてる子がいた。世話好きだなぁと思った。
4 煩悩108
高野山で煩悩を落としてる時にできた曲。もう少しお経っぽいと思っていたけれど、蓋を開けてみたら。赤塚不二夫ワールドだった。著作権が絡むからできないけど、レンコスの六つ子を出して動画を作りたい曲。梵鐘を聴いて頂きたい。
5 Musica del sol
去年秋にアンデス展を観に行ってインスピレーションを得て作ったネオフォルクローレの2作目。
タムを多用したドラムが、民族調な感じ。サビのラストは聴き手を裏切る言い切りタイプ。歌詞の技術の高さが其処彼処に見られる逸品であると自負している。
6 灰かぶり少年とガラスのギター
大人っぽい曲を男女逆転シンデレラ風なお話に書いて頂きました。一晩だけの切ない想いが伝わってくる作品。動画を作るならレンミクかなぁと思う。
7 銀河鉄道ファンタジー
ラヴェルやカッチーニなどのコードをベースにして作曲している。循環コード曲には出せない奥行きがある。星、天体観測をイメージしていた。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜のその後を描いたストーリーが完成した。
8 それでも地球は回ってる。
有名な天文学者の言葉をタイトルにしたら、色々ストーリーを散りばめた歌詞を書いてもらった。
人はそれぞれ自分自身の生き方そのもので譲れない何かをもっていると思う。趣味嗜好なんて特にそうじゃないかなと思う。誰がなんと言おうが、「それでも地球は回ってる。」
9 Exile 66.6
美麗なイラストだからこそ可能なシングルカット
北欧のオーロラの下で繰り広げられる物語。自分がシンフォニックメタルを作るとこんな感じなのかな…って説明で歌詞募集したらいつもの方が応募して下さって当選。通常メロディーラインはサビに向けて高まるのだけれどコレはサビであえて低めの教会旋法というかアイリッシュ風味のクリームメロディーとなっている。
10 Midnight Butterfly
弦楽器から始まるオケ。チップチューンを使うとどんな効果があるのかを確かめてみた的な曲。ゲームのピコピコ音という認識しか無かったチップチューンは、絶対音感をもつ者にとっては、気持ちの悪い音である。変質とかのイメージを蛹から蝶になるイメージを踏まえた歌詞が付いている。
11 大河
弦楽器やを使ったバラード。夜明けの雰囲気で作った。辛い事や悲しい事を受け入れ、涙を拭いて顔を上げて歩いていくイメージである。自分自身にとっても分岐点的な曲になったと思う。
兎にも角にも、まずは聴いてみてほしい…ってコトで。
2018/11/03
11:28:10
来たる11月25日の「鏡音ととせ」にはアルバムを出す予定である。
企画は半年ほど前から。ひたすら曲を作って、歌詞を書いてもらって。シングルカットとポスター作って。仕事と並行して進めるのでかなりタイトなスケジュールになった。
自分の考えは、曲作りに特化すればCD制作の作業はできないし、CD制作に集中したら、新曲は書けない。
今回のアルバムについて。
タイトルは、「LEssoN」大文字を読むとLEN
つまりは、オールレン君のアルバムである。
「朝から始まって夜明けで終わる」という。歌詞の内容から想起される時刻ごとに並べている。
楽しいもの、アダルトなもの、人生観、ストーリー仕立て、仏教的なもの、民俗調、学園もの、ファンタジックなもの、メッセージ性のあるもの…等歌詞の内容も曲想もバラエティーに富んだ内容となっている。ジャケットイラストはshiorihaさんに描いていただきました。
自分で作っているのか?って?CD制作は業者に丸投げってコトで。
企画は半年ほど前から。ひたすら曲を作って、歌詞を書いてもらって。シングルカットとポスター作って。仕事と並行して進めるのでかなりタイトなスケジュールになった。
自分の考えは、曲作りに特化すればCD制作の作業はできないし、CD制作に集中したら、新曲は書けない。
今回のアルバムについて。
タイトルは、「LEssoN」大文字を読むとLEN
つまりは、オールレン君のアルバムである。
「朝から始まって夜明けで終わる」という。歌詞の内容から想起される時刻ごとに並べている。
楽しいもの、アダルトなもの、人生観、ストーリー仕立て、仏教的なもの、民俗調、学園もの、ファンタジックなもの、メッセージ性のあるもの…等歌詞の内容も曲想もバラエティーに富んだ内容となっている。ジャケットイラストはshiorihaさんに描いていただきました。

自分で作っているのか?って?CD制作は業者に丸投げってコトで。