M3の翌日は、ゆっくり起きて湯島天神に行った。


学問の神様だけあって絵馬には受験のことがたくさん書いてあった。
他力本願だなって思いつつも、そこはしっかりと〇〇試験に合格しますように。
と願をかけた。
続いて東京では唯一の普茶料理の店に赴いた。
普茶料理は京都の萬福寺。
自分の普茶料理との出会いは、20代の頃である。はとバスみたいな洛南ルートに乗った。平等院や、伏見稲荷を周るコースで。昼食が萬福寺の普茶弁当だった。一番美味しかったのは、刻んでいない紅生姜のスライスを揚げたものである。コレは串揚げ屋さんの人気メニューの中にもランクインしている。
正月休みに萬福寺側の白雲庵に行ったのが2度目。
今日が3度目。
お店の近くには、鷲神社。
来月はお祭り。

準備が始まっていた。

顔全体を撫でると全てが上手くいくらしいもの。

店は本当に赴きがあって、個室になっていた。
店の前。


掘りごたつなので足が楽だった。
まずお干菓子と菊の花びらが浮かんだお茶。

次は

秋の味覚がたっぷり。しかも変わった食材が。

精進料理とは思えない華やかさ。

お吸い物
椎茸が、ふっくらしていて良い出汁がでていた。

野菜の葛煮


野菜天なのに繊細な盛り付け。そして胡麻豆腐。

青のりに見えるのは、茶葉。色鮮やかな香の物に味噌汁。

季節の果物、豆乳のケーキ。柿、杏ゼリー、棗、ぶどう。
とても美味しかった。
中華風の精進料理だけれど、ネギやニンニクという素材は使わないのであっさりしている。
4回目は来月頂く事になるのだが、個室という場所つまりは半密室状態になる事を嫌がられないだろうかと心配してる…ってコトで。
一人でも十分美味しいけれど話し相手がいれば楽しく食べるという普茶料理のコンセプトに近いという事で。
自分はとても楽しみにしている。
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