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59ILU

Author:59ILU
鏡音リンとレンを使って曲を作っています。海外旅行に行くのも好きです。


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DATE: CATEGORY:未分類
海の底に沈み込んだまま眠っていた魚が、海面の光を見上げて浮上を望むような。
長いトンネルの向こうに出口の光を見つけたような。
そんな気持ちである。
ずっと温め続けてきた曲が形になった。
作曲自体は一年近く休んでいる。
去年の今頃は、詰んでしまったけれど和風アルバムの曲作りに邁進していたのに、生活全般、虚構、現実両方満身創痍状態になってしまい、自分の力だけでは、もうどうしようもなくなってしまった。それでもようやく立ち直らなくてはという思いはもてるようになってきた。
「頑張って作曲をします」とはまだ言えないけれど、このままではいけないと思う自分がいて,それをそっと自分自身で後押しする状態である。もう頑張らない…ってコトで。
…しかしこのcatchyなメロディを自画自賛してる自分がいる…。
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DATE: CATEGORY:未分類
病院に行く事はなくなってしまったが、今でも病院の前を通り3階の窓を見るたびに母親がそこに入院している気がする。


音楽を聴いても目を覚ましてはくれなかった。
そばに付き添い夜が明けた。
2時間おきに鼻から吸引。体の向きを変える。
看護師さんは大変そうだけれど、患者的にはゆっくりしない感じがした。
自分は明け方家に帰り着替えて出勤した。
母の逝くシーンを見たくなかった。
母はそれを察したのかなと思う。
よく人に人間が一人前になるのは、家庭をもち、家族が出来た時と言うけれど、自分はそうは思わない。
人が一人前になるのは、親を送った時であると言いたい。
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DATE: CATEGORY:未分類
抗うのである。
何が正しいのか。
何をもって正義とするのか。
全ては人の心が決める。どんなに正しくても、納得できない事に、目を瞑ることが正しいとは思えないからだ。後悔したくない。後でタラレバを言っても後の祭り。
いつだって戦う…自分…って事で。
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DATE: CATEGORY:未分類
今日は、落ち着いて自分を見られる一瞬である。コロナ禍に出掛けるのは、要・急だからである。
仕事・両親それぞれの介護の合間を縫っての検診は、自分に与えられたリフレッシュと捉えている。しかし母親の事を思うと、自分は色々な面で詰み続けている。すれすれ低空飛行人生である。元来自分はのんびりゆったり過ごすのが性に合っている。牛が反芻する如きである。ずっと色々な事が自分の横を高速で通り過ぎて行く。気力も心も全くついていかない。自分のことは後回しを慢性的に続けている。この状態が落ち着く時は、親がいなくなる時…って事で。
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DATE: CATEGORY:未分類
母親が入院して一月以上。
家→職場→父親の世話→病院→家のルーティンもいい加減嫌になっている。加えて仕事もコロナ対応が次々とアップデートされるから、さまざまな企画立案が何度も変更を余儀なくされる。そして、その度に決済印を貰うためにやり直しとなるのだ。
ここのところは、DTMはできない上、DAWを立ち上げるのは別な作業の為になっている。
もっぱら「三善 晃」の合唱曲を聴いている。母に聴かせる曲である。母親は、もう何も食べられず眠っている。国民の二人に一人が癌で亡くなっているという現実に漏れず、母もである。何人も、死からは逃れることはできない。遅かれ早かれその日は来るのだ。
十分に親孝行ができただろうか…と,自分に問いかける。しかし毎日の生活で色々な事が出来なくなっていくのを見るにつけ、厳しい口調で色々言ってしまった事を後悔している。
自分が音楽に関わりながら、自立して生活出来る様になるまでにも色々と心配や迷惑をかけてしまったと思う。自分にとって母親の存在は大きい。
ほとんど目を覚まさない母親に、WALKMANで音楽を聴かせていると、目を開けて自分の方を見る事がある。若い時にママさんコーラスグループに入っていたし、カラオケなども嗜み、歌が好きだった。本当は、自分が寝落ちするが如く音楽を聴かせたいのだが、わずかな面会時間だけである。その短時間で目を覚ますのだから,ずっと聴かせられたら、さぞかしと考えてしまう。しかしコロナ禍で一番大変な医療現場の人にそれは頼めない。高齢者のコロナ感染のリスクは高い。入院患者は母だけでは無いのだ。
聴覚は、心臓が止まってからも最後まで機能する器官なのだそうだ。よく歌っていた合唱曲が届いていると良いと思う。自分も逝く時には、寝落ち状態で音楽を聴きながらこの世を去りたいものである。
自分は、第一連絡先になっていて病院と何度もやりとりをしている。その電話がいつ鳴るかと夜もおちおち眠れていない。けれど、人間として自分が完成するのは、親を見送った後だと考えている。母親に聴かせる音楽を編集しながら、その美しい旋律に涙する自分,音楽のカタルシス効果を感じている。
自分に音楽を習わせてくれた母親に感謝し,音楽の偉大さを痛感している…ってコトで。
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